2年生が修学旅行に行ってきました。

【第1日目】

・名古屋駅に集合、そして出発!

名古屋駅を元気に出発。少々朝の集合が早かったので、お昼に到着後すぐ広島名物「お好み焼き」のご当地グルメ。おなかもいっぱい膨らんだところで、いざメインの平和と歴史を学ぶ旅のスタート!バス車内では、ガイドさんから、戦争の歴史と原爆投下に至るまで日本が歩んだ悲しい道のりと、当時の広島の人々の暮らし、そしてその後の復興を成し遂げた県民の努力についてお話を伺っている間に、バスは「原爆ドーム」前へと到着しました。

・広島平和記念公園

「ヒロシマ」を後世に語り継ぐ活動をしていらっしゃる「碑めぐりガイド(被団協)」の皆さんに、公園内各所に点在する被爆の傷跡を残す「モニュメント」を巡り、それぞれの「碑」に込められた「思い」を伝えていただきまた。事前学習で一応理解はしていた生徒たちも「平和の尊さ」をあらためて実感していました。

ガイドさんからは、「生徒さんの目がいい。一見大人しいが、しっかりと話に食いつきて来てくれているのがよく分かる。きっと、優秀な生徒さんでしょうね。これからの平和の世の中をよろしくお願いしますね。」とお褒めの言葉と同時に未来を託すバトンをいただきました。

・宮島、厳島神社【世界遺産・日本三景】

 シンボルの赤い大鳥居はあいにく改修中。けれども、おみくじには長蛇の列。〇〇さんは凶が出て落ち込んだとのこと。でも、凶は「今が底でこれから良くなっていく」という意味ですからね。がんばって自分の手で未来を切り開くんですよ!さて、厳島神社をあとに流れ解散。海辺で夕陽をバックに生徒はTikTok?大撮影大会で大はしゃぎ。島内散策は、焼きがきを食べたり、変わり種もみじ饅頭を口いっぱいにほおばったり、お買い物もとっても楽しそう&忙しそうでした。でも、シカにお土産を取られて大騒ぎ!

・しまなみ、倉敷、姫路城へ、「いざ、出発!」【第2日目班別行動】

「自然の絶景・しまなみ」や「美観地区・倉敷」またまた「世界遺産で国宝の姫路城」といった美しい風景を、一緒に見たり、歩いたり走ったり肌で感じたりして、思い思いに過ごした1日間でした。サイクリストの聖地で風を切って走る姿は、みんな“青春”って感じでした!でも、心動く絶景・瀬戸内の風…は少々強すぎました。が、その中でも、風そのものとなって颯爽と生徒たちを先導する引率の先生方の姿は、とっても頼もしくもかっこよかったです。

・クラス対抗動画放映大会【2日目夜】

2日目夜は、港町神戸のランドマークとして海に浮かぶように佇む豪華リゾートホテルのパーティー会場にて、神戸の夜景を眺めながら夕食を楽しんだ後、結婚式の余興を思わせる中央の巨大スクリーンにて、お待ちかね「クラス対抗動画放映大会」を開催。修学旅行委員の司会進行により、最後の夜を名残惜しみながらも楽しく過ごすことができました。それぞれ力作揃いで、映像美もあれば、お笑いもあり…と、技術や構成など完成度も高く、会場は歓声や拍手で大盛り上がりでした。一昔前なら、スタンツ等出し物による余興合戦といったところですが、このご時世で密を避けながらもICTを活用した工夫に、我々教員のほうが生徒たちに学ばせてもらった機会でした。

・USJ【3日目自由行動】

早朝から、ゲート付近にはいったい何団体なのか分からないくらいの修学旅行生による長蛇の列。順番待ちや検温等もあり、入場には1時間近くかかりましたが、奇跡的に一人の体調不良者もなく、生徒たちは入場するや否や、お目当てのアトラクションへと元気に駆け出していきました。6時間弱の滞在でしたが、あっと言う間の「夢の冒険」でした。家族や友人、部活の仲間…にお土産をいっぱい買いこんで、いざ愛知へ!

・そして、解散。「お疲れさまでした!」

予定どおりの時刻に名古屋駅に到着解散。生徒たちの感染対策と道中の安全を最優先にきめ細やかな対応でお世話になった5名の旅行会社添乗員のみなさん、生徒の健康にずっと寄り添っていただいた看護師さん、食事をする間もなくずっと生徒たちの笑顔の瞬間を撮り続けていただいた写真屋さん、そして、生徒に思い出をいっぱい作ってくれた先生方、3日間お疲れさまでした!比較的感染状況が落ち着いてきたとはいえ、場合によっては1泊旅行さえもこれまで自粛をしてきた状況を鑑みると、今回は奇跡のような3日間でした。最後に、生徒たちの思い出に残る大切な学校行事の実現に御理解と御支援を賜りました保護者の皆様、ありがとうございました。