「防災訓練」を実施しました。

4月25日(月)7限、教室で授業中に大規模地震が発生したことを想定して、生徒・職員ともに「防災訓練」を実施しました。

発生と同時に、全員が机の下にもぐりながら、まずは頭部を守りました。その後、混み合わない様、各階別の避難経路を確認しながら、「お(おさない)・は(はしらない)・し(しゃべらない)・も(もどらない)」を守って、冷静かつ沈着に行動できました。避難先のグラウンドでは、ただちにHR委員による人員点呼がすみやかに行われ、安全を確認していました。

その後の、防災講話では、教頭先生より、「地震発生の際には、

1「①落ちてくるもの ②倒れてくるもの ③動くもの に気を付け、特に『ピアノ』など重量のかさばるものほど、その時には凶器となって身を襲ってくること」

2「必ずと言ってよいほど『火事』が発生するが、焼け死ぬというよりも、煙を吸って一酸化炭素中毒で亡くなる方が多いこと」

3「廊下や階段など、避難する際に、煙で前が見えない場合は、低姿勢(120㌢以下)を保ち、壁づたいに避難すること」

4「消火器を使用する際には、①ピン(安全弁)を抜く ②ホースを火に向ける ③レバーをひく の、『ピン・ホース・レバー』が大事だと日頃から覚えておくこと」

5「大規模地震発生後は、3日間(72時間)はインフラが止まってしまう。すぐには救助や支援はやってこないので、それまで、小さな子どもや高齢者を守るなど、お互いに助け合うこと」

など、日頃から防災意識を高め、「もしも」に備える必要性を教えていただきました。

まずは自分の“命”を守り、自分が助かったならば、今度は人の“命”守るのが、高校生としての役割なのかもしれません。生徒のみなさんが自らの命を守ることはもちろん,地域の一員としてできることを考える機会を持てたのも、大事な「防災訓練」の一環でした。