2年生「修学旅行」が “完結” しました!

12月14日(水)、本校体育館にて、第7限を利用し、第2日目の夜に果たせなかった「学年レクリエーション」を実施、約1か月の時を経て、ようやく修学旅行が “完結” しました。

本来ならば、港町神戸のランドマークとして海に浮かぶように佇む豪華リゾートホテルのパーティー会場にて、神戸の夜景を眺めながら最後の夕食を楽しんだ後、お待ちかね「クラス対抗レクリエーション大会」を開催するはずでした。しかしながら、感染拡大防止のため、当日の開催を断念したわけですが、そのリベンジを果たすべく、期末テスト明けの月曜7限と今日の2回に分けて、修学旅行委員の司会進行により、各クラスごとに趣向を凝らした発表が繰り広げられました。クイズ大会・歌・ダンス・スタンツなど、会場となった体育館は歓声や拍手で大盛り上がり。最後に、学年団の先生方からの“サプライズ”にも生徒たちは大はしゃぎ。修学旅行の“最後”を締めくくるにふさわしい、楽しいイベントで、生徒たちは完全燃焼していました。またもや、学校が生徒の“力”で救われた瞬間でした。

※令和4年度は、引率教員を含め2年生321名が、11月9日(水)より2泊3日の日程で、広島・神戸方面へ修学旅行に出かけてきました。

【第1日目】

・名古屋駅に集合、そして出発!

名古屋駅を元気に出発。到着後すぐに、メインの平和と歴史を学ぶ旅のスタート!バス車内では、ガイドさんから、戦争の歴史と原爆投下に至るまで日本が歩んだ悲しい道のりと、当時の広島の人々の暮らし、そしてその後の復興を成し遂げた県民の努力についてお話を伺っている間に、バスは「原爆ドーム」前へと到着。

・広島駅に到着

・ガイドさんの説明に耳を傾ける生徒

・広島平和記念公園にて

「ヒロシマ」を後世に語り継ぐ活動をしていらっしゃる「碑めぐりガイド(被団協)」の皆さんに、公園内各所に点在する被爆の傷跡を残す「モニュメント」を巡り、それぞれの「碑」に込められた「思い」を伝えていただきまた。事前学習で一応理解はしていた生徒たちも「平和の尊さ」をあらためて実感していました。

その後、全員で「広島平和記念資料館」を訪れました。被爆資料や遺品、証言などを五感で感じながら、生徒たちは核兵器の恐怖や非人道性に触れ、「ノーモア・ヒロシマ」を強く意識していました。少々朝の集合が早かったので、昼食でおなかいっぱいに膨らんだところで、いざ【世界遺産・日本三景】「宮島、厳島神社」を訪れました。

シンボルの赤い大鳥居ですが、何とタイミングよく改修工事が終わり、おおよそ3年の間おおわれていた足場の覆いがちょうど撤去されたところで、また運よく訪問した時間帯が干潮で、根元付近まで近づくことが叶いました。今年の生徒たちは、とってもツイていました!さて、厳島神社をあとに流れ解散。海辺で夕陽をバックに生徒はTikTok?大撮影大会で大はしゃぎ。島内散策は、焼きがきを食べたり、変わり種もみじ饅頭を口いっぱいにほおばったり、いただいた旅行クーポンを片手に、お買い物もとっても楽しそう&忙しそうでした。でも、シカにお土産を取られて大騒ぎ!

・「あっ、シカさんが…」

・尾道、倉敷、琴平、姫路へ向けて「いざ、出発!」【第2日目班別行動】

「自然の絶景・しまなみ」や「美観地区・倉敷」「古き良き石段の町(計2153段!)・こんぴら」またまた「世界遺産で国宝の姫路城」といった美しい風景を、一緒に見たり、歩いたり走ったり肌で感じたりして、思い思いに過ごした1日間でした。

・「うどん作り体験」「宿泊ホテルと最終集合場所」

・神戸市内散策【3日目自由行動】

3日目は、班ごとに神戸市内を自由散策。異人館巡りに、公園や美術館、そして中華街散策…、6時間弱の滞在でしたが、海と山に囲まれた港町神戸でのおもいおもいの最終日を友人たちと満喫していました。家族や友人、部活の仲間…にお土産をいっぱい買いこんで、いざ愛知へ!

そして、解散。「お疲れさまでした!」

予定どおりの時刻に名古屋駅に到着解散。生徒たちの感染対策と道中の安全を最優先にきめ細やかな対応でお世話になった5名の旅行会社添乗員のみなさん、生徒の健康にずっと寄り添っていただいた看護師さん、食事をする間もなくずっと生徒たちの笑顔の瞬間を撮り続けていただいた写真屋さん、そして、生徒に思い出をいっぱい作ってくれた先生方、3日間にプラスして「学年レクリエーション」、お疲れさまでした!

比較的感染状況が落ち着いてきたとはいえ、場合によっては中学校の時に修学旅行が中止となって1泊旅行さえも行けなかった生徒たちの状況を鑑みると、本日、遅くはなりましたが、思い出の修学旅行が “完結” することができて、本当によかったと思います。最後に、生徒たちの思い出に残る大切な学校行事の実現に御理解と御支援を賜りました保護者の皆様、ありがとうございました。