あいちラーニング推進事業重点校「理科」授業研修を本校にて実施

11月18日(金)、「あいちラーニング推進事業重点校」による授業研修が本校1年生の教室にて開催されました。本校は、今年度と来年度の2年間、愛知県教育員会より「あいちラーニング推進事業重点校」として研究指定を受け、新学習指導要領に基づいた「主体的・対話的で深い学び」の実践に向けて、ICTを活用しながら授業改善をすすめているところですが、今回は、1年生の「理科(生物基礎)」の発表がありました。

授業では、単元の「生物の多様性と生態系」について、観察・実験などを通してそれぞれの考えを探究しながら、その取組内容を一人一台タブレットに入力し、その後全体で共有。「生物多様性を保全する意義」について、各グループで対話しながら、『絶滅危惧種を守るためにはどうしたらよいか?』についての意見を画面上で集約。「生態系サービス(生物多様性の恩恵)」に当たるものとそうでないものについて、画面上で分類しながら、生態系保全の重要性について、それぞれ認識を深めていました。

一人一台タブレット環境では、①ひとりの意見や考えを小グループで共有する、②全員の意見や考えを教室全体で共有する、③グループの意見や考えを教室全体で共有する、などの形で他の人々の「意見や考え」をリアルタイムで瞬時に共有することができます。意見や考えの共有を学習活動に取り入れることで、周りの人たちと共に考え、学び、新しい発見や豊かな発想が生まれるようになり、「主体的・対話的で深い学び」を実現することにつながり、また授業スタイルも、双方向で協働的なものに変化させることができます。

今後も、各教科における実践を通じて、ICTを活用した「主体的・対話的で深い学び」の実現に全校で取り組んでまいります。